【業界志望者必見!】コンサルタントに向いている人の10の特徴

「コンサル業界に興味があるけれど、どんな人が向いているのか知りたい」
「必要な能力や資質や能力を知りたい」
コンサル業界に興味があり、転職を考えている人の中には、こうした疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。コンサル業界というとどうしてもハードルが少し高い印象があり、特別な能力が必要なのではないか? と思ってしまいますよね。
結論から言うと、特殊な能力は不要ですが、「心・技・体」いずれにおいてもビジネスパーソンとして高いレベルを持っている人がコンサルとして向いていると言えます。
他社の経営戦略や重要な投資案件における課題解決を遂行していくためには、責任感や論理的思考能力、思考体力など、あらゆる面で「心・技・体」の高い能力が求められます。
そこでこの記事では「心・技・体」キーワードに、
- コンサル業界に向いている人に共通する特徴・要素
- あなたがコンサル業界に向いているか判断するためのポイント
- コンサル業界に必要とされる能力を磨く方法
といった内容を中心に解説していきます。最後まで読めば、あなた自身がコンサル業界に向いているか判断することができるようになるでしょう。
【記事監修】安孫子 悠介
コンサルティングファームRally Growth株式会社の取締役。広告代理店やコンサルティングファームの営業職、事業会社でのマーケティング部門を経て現職。専門はBtoB営業とマーケティング。現職では営業と人材採用を統括。
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Table of Contents
1.コンサル業界に向いているのは「心・技・体」の要素が揃っている人
コンサル業界に向いているのは、一言で言えば「心・技・体(精神力・技術・体力)」の3要素が揃っている人です。心技体という言葉はスポーツの世界でよく使われていますが、コンサル業界でも心技体のバランスが取れている人は高いパフォーマンスを発揮することができます。
例えば、いくら技術力が優れていたとしても、体力がなければ日々の業務量についていけません。同じように、無尽蔵の体力があったとしても、肝心の地頭力(スキル)が劣っているとよい成果は出せません。また、「バリューを出せるかどうか」が重要な評価軸となっているコンサル業界では、上昇意識や責任感といったマインドも必要です。
いずれにしても、コンサル業界では「心・技・体」のどれか1つが突出している人よりは、3要素のバランスが取れている人のほうが重宝される傾向にあります。
2.コンサル業界に向いている人に共通する「心・技・体」10種類の特徴
コンサル業界に向いている人に共通する「心・技・体」3要素について、それぞれ詳しく解説します。
2-1.「心」に関する3つの特徴
「心」(精神力、マインド)に関する特徴は以下の3つです。
- やりきる力がある
- 向上心がある
- 責任感がある
それぞれ詳しく解説します。
2-1-1.やりきる力がある
「心」(精神力、マインド)に関する特徴の1つ目は、「GRIT(グリット)」と呼ばれる「仕事をやりきる力」があることです。GRITとは以下の4要素の頭文字を取ったものです。
- Guts:困難にも立ち向かう根性
- Resilience:失敗や逆境に負けない弾性・回復力
- Initiative:自ら目標を定めて取り組む自発性
- Tenacity:最後までやり抜く粘り強さ
これは心理学者で米・ペンシルベニア大学教授のアンジェラ・ダックワース氏が提唱しているものです。同氏の研究では、たとえIQの低い学生でも、これらGRITの要素があれば優秀な成績を収められることがわかっています。
GRITのマインドは、アスリートやアーティストとして成功を収めている人にも共通しています。例えばメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も、インタビューでの発言からこれらのマインドがうかがえます。
「無理だと思われていることにチャレンジする方が、自分はやる気が出る」
⇒Guts(困難にも立ち向かう根性)
「良かった時よりも、悪かった時の方が記憶に残る。自分の弱点があったら、しっかり直していきたい」
⇒Resilience(失敗や逆境に負けない弾性・回復力)
「僕がどういう選手になるのかというのは、自分で決めること」
⇒ Initiative(自ら目標を定めて取り組む自発性)
「無理、絶対にできないといった限界を感じたことは一度もない」
⇒Tenacity(最後までやり抜く粘り強さ)
コンサル業界でも、仕事ができる人はこのGRITのマインドを持っています。
2-1-2.向上心がある
2つ目は向上心があることです。コンサルタントはクライアントの課題解決や業務改善を任される仕事で、常に高いレベルの成果を求められるからです。
コンサル業界では、「Up or Out」(昇進できなければ去れ)という独特な風潮があると言われています。実際は“去る=退職”とまではいかなくても、バリューを出せなければクライアントから「担当を変更してほしい」と言われることもあります。
また、案件ごとに異なる業界のクライアントを担当することもあるため、多様な方面の物事に興味を持って勉強するという好奇心も欠かせません。
現状に満足せず、常に高いレベルの成果を出すという改善意識と成長意欲を持つことが必要です。
2-1-3.責任感がある
3つ目は責任感があることです。納期を守って高い成果を出すということが信頼感につながるからです。コンサル業界のみならず、クライアントワークの業種では信頼に勝る武器はありません。
スキルや専門性がどれだけ高かったとしても、時間や約束を守れない人、求められるレベルの成果を出せない人には仕事が集まらなくなっていきます。
- 時間を守る
- 手を抜かず懸命に案件に取り組む
- 一人で手に負えないと気付いたら早めに報告・連絡・相談する
このようなことを当然と思えないなら、コンサル業界はやめておいたほうがいいかもしれません。
2-2.「技」に関する5つの特徴
「技」(スキル)に関する特徴は次の5つです。
- 問いを立てる力がある
- 論理的思考・仮説思考ができる
- ドキュメンテーション能力がある
- コミュニケーション能力がある
- プロジェクト管理能力がある
それぞれ詳しく解説します。
2-2-1.問いを立てる力がある
「技」(スキル)に関する特徴の1つ目は、問いを立てる力です。「問いを立てる」というのは相手に質問するという意味ではなく、“周囲の状況や目的を見据えた上で、今解くべき課題はこれで良いのかと自らに問う”という意味です。
優秀なコンサルタントは、一つひとつの仕事に対して自ら問いを立て、本質的な課題を捉えて取り組んでいます。「今相手が必要としていることは何なのか、優先的に解決しなくてはいけないことは何なのか」ということが捉えられていなければ、いくら膨大な労力と時間を割いてタスクに取り組んだとしても、「ちょっとイメージと違うのでもう一回やり直してもらえますか?」と差し戻され、無駄な努力に終わってしまう可能性があるからです。
コンサルタントの業界ではよくこの力を「イシュー(解くべき論点)を捉える力」などとも言いますが、この「問いを立てる力、イシューを捉える力」が大きくバリューの差に直結していきます。
2-2-2.論理的思考・仮説思考ができる
2つ目は論理的思考・仮説思考ができることです。上記の「問いを立てる力」により正しくイシューを捉えられても、それを正しく解いていくことができなければ、正しくバリューを発揮することはできません。
◆論理的思考
イシュー(解くべき論点)を分解し、その論点に至る因果関係を検証・構築していく力です。
よくコンサル業界では「フレームワーク」や「MECE(漏れなくダブりなく)」などの言葉が聞かれますが、それらを用い正しく分解し、その事象が起きている要因・因果関係をつかむことで論理(ロジック)を説明できることが重要視されます。
例えば、「あるコンビニエンスストアチェーンの売上が落ちているのは何故か」という問いを立てられたとします。その際、以下のような分解をもとに、それぞれの切り口から検証を行い、売上が落ちている原因を探ることができるか、というようなイメージです。
What:製品別
Where:店舗別、エリア別
Who:購入者属性別
When:時期別、時間帯別
How:購入決裁方法別
How much:購入金額単価別
など
この分析を用いた結果、「明らかに特定のエリアだけ落ちている」という結果が出れば、そのエリアに競合が出現したのではないかなど、売上が落ちた要因を正しく考えることができます。
◆仮説思考
上記のフレームワークで出てきた論点をしらみ潰しに検証するのも一つの手ですが、ビジネスでは時間に限りがあるため、全ての項目を最大限時間をかけて検証することは難しいことが多々あります。そこで必要になる力が仮説思考です。
論理的思考の例と同様に、「あるコンビニエンスストアチェーンの売上が落ちているのは何故か」という問いを立てられたシチュエーションを想定します。この問いを仮説思考で分析しようとした際、特定のエリアに競合が多数出店を開始した、などの情報を予め持っていれば、まず可能性の高そうなエリアの論点から検証していく、といったイメージです。
仮説思考を用いることで、全てをしらみつぶしに検証せずとも、因果関係における大筋の見通しが立ちやすくなります。限りある時間を有効活用して素早くバリューを発揮していくためには欠かせない力の一つと言えます。
2-2-3.ドキュメンテーション能力がある
3つ目はドキュメンテーション能力、つまりPowerPointやExcelなどで資料を作成する能力があることです。コンサル業界では、クライアントからのヒアリング内容をまとめたり、クライアントに提案内容を説明したりするときなど、資料を通じてやりとりコミュニケーションする機会が頻繁にあるからです。
そもそもPowerPointやExcelを使えるかどうかというスキル的な面はもちろんですが、図やグラフを効果的に使い、わかりやすく“伝わる資料”を作れるセンスも必要になってきます。
2-2-4.コミュニケーション能力がある
4つ目は傾聴力や理解力などを総合したコミュニケーション能力があることです。クライアントワークであるコンサル業界では、しっかりヒアリングを行って相手のニーズやその課題背景まで捉え、さらに自分の意見をわかりやすく提案することが求められます。
高いコミュニケーションスキルは業務の円滑化だけでなく、相手との信頼関係向上にもつながります。
2-2-5.プロジェクトマネジメント能力がある
5つ目はプロジェクトマネジメント能力があることです。コンサルの仕事のほとんどはプロジェクトベースで行われます。
プロジェクトを円滑に進めるためには、全体のタスクやスケジュール、予算、リスクなどを管理・調整する力が必要不可欠です。特にスケジュール管理は、その案件の成否に直結する要素になります。
また、策定した進行計画に沿ってプロジェクトを進められるよう、チーム全体の方向性を定め、メンバーに適切な指示を出せるリーダーシップもマネジメント能力の一つと言えます。
業界未経験の若手は、最初は先輩や上司の指示を受けながら自分のタスクをこなすことになります。しかし、いずれは責任者となって主体的に案件を管理する必要が出てくるため、プロジェクトマネジメント能力は遅かれ早かれ身につけなければなりません。特にベンチャーコンサルでは若手も責任者としてアサインされるケースが多く、比較的早いうちに必要になる能力と言えるでしょう。
2-3.「体」に関する2つの特徴
「体」(体力)に関する特徴は以下の2つです。
- 肉体的体力がある
- 思考体力がある
それぞれ詳しく解説します。
2-3-1.肉体的体力がある
「体」(体力)に関する特徴の1つ目は、肉体的体力があることです。コンサル業界は場合によっては長時間労働が続くことがあり、体力がなければ業務量についていけなくなる可能性があるからです。
案件のスケジュールやボリュームによっては、夜を徹して情報収集や分析、資料作りなどをしなければならないこともあります。
コンサルというと頭を使う仕事と言われますが、疲れると思考力が低下したり集中力が散漫になったりと、仕事の効率が落ちていきます。そうした意味でも、長時間の業務にも耐えうる基礎体力が必要になってきます。
2-3-2.思考体力がある
もう一つは、思考体力という“考え続ける力=頭の持久力”があることです。繰り返すようですが、コンサルは常に頭を使う仕事です。「2-2-2.論理的思考・仮説思考ができる」で説明したように、目の前の課題に対して論理的思考・仮説思考を駆使しながら徹底的に考え抜いています。
例えば1章で例に出した「あるコンビニエンスストアチェーンの売上が落ちているのは何故か」という問いに対して、正しく要因を見つけられたとします。
しかし、コンサルタントの仕事はそこで終わりではなく、「では、売上を回復するためにはどんな施策が有効か」という新たな問いに対する思考が必要になります。
最終的にクライアントが持つ課題を解決するまでには、いくつもの問いを解決していく必要があるため、考え続けられる体力を持っている人・考え続けることが好きな人は向いていると言えます。
思考力が同じ水準の2人が壁に直面したとき、考え抜いて解決策を考え出せる人と、考えることを諦めて妥協案を通してしまう人、どちらが高い成果を出せるかは明白でしょう。
3.7つ以上当てはまっていればコンサルに挑戦すべき
2章で紹介した「心・技・体」3要素10種類の特徴のうち、自分自身がいくつ当てはまっているかカウントしてみてください。当てはまった数によって、コンサル業界に向いているかどうか判断することができます。
当てはまるのが6種類以下→どちらかと言えばコンサル業界に向いていない
- 当てはまるのが7〜9種類→どちらかと言えばコンサル業界に向いている
- 当てはまるのが10種類全て→コンサル業界に向いている
■6種類以下→どちらかと言えばコンサル業界に向いていない
当てはまる特徴が6種類以下の人は、どちらかと言えばコンサル業界に向いているとは言えません。ただし、チャンスがゼロというわけではないので、どうしてもコンサル業界に挑戦したい場合は、5章「コンサル業界を目指すのに必要な能力を得る・磨く方法」を参考にして足りない要素を補っていきましょう。
■7〜9種類→どちらかと言えばコンサル業界に向いている
当てはまる特徴が7〜9種類の人は、どちらかと言えばコンサル業界に向いています。挑戦する価値があると言えるでしょう。ただし、コンサル業界で高い成果を出すためには、最終的には10種類全てに当てはまるよう自己研鑽していく必要があります。5章「コンサル業界を目指すのに必要な能力を得る・磨く方法」を参考にして足りない要素を補ってください。
■10種類全て→コンサル業界に向いている
10種類全ての特徴に当てはまっている場合、コンサル業界に向いている人材と言えます。今すぐコンサル業界に挑戦してみてもよいかもしれません。5章「コンサル業界を目指すのに必要な能力を得る・磨く方法」を参考に、自信のある部分をさらに磨いていきましょう。
4.コンサル業界に特別な資格や具体的な経験は必要ない
コンサル業界には、特別な資格や「〇〇職で◯年勤続」といった具体的な職務経験、学歴は基本的に必要ありません。重視されるのは2章「コンサル業界に向いている人に共通する『心・技・体』10種類の特徴」で紹介したような個人の能力や資質です。短大卒や専門卒でもコンサルとして活躍している人は少なくありません。
ただ、コンサル業界ではDX(IT)人材の需要が高まっていることから、強いて言えば以下のようなIT関連資格があれば自己PRに役立つでしょう。
- ITストラテジスト試験
- 中小企業診断士
- PMP(Project Management Professional)
※PMPの受験にはプロジェクトマネジメント実務経験と35時間以上の研修受講が必要です。
ビジネス系の資格は“ないよりはあったほうがいい”のは間違いないので、気になる資格があれば挑戦してみるとよいでしょう。
5.コンサル業界を目指すのに必要な能力を得る・磨く方法
2章「コンサル業界に向いている人に共通する『心・技・体』10種類の特徴」で解説したようなコンサル業界に必要な能力は、基本的には全て実務の中で意識して磨いていくのが最も効率的でしょう。特に頭を使って考えることに重点を置いて仕事に取り組んでみてください。
ただし、2-3-1「肉体的体力」に関しては、ランニングなどを習慣づけて日常的に体を動かして磨いていく必要があります。
このほか、ぜひ読んでほしいおすすめの書籍をそれぞれ簡単に紹介します(タイトルをクリックするとAmazonに飛びます)。
■技(スキル)に関するおすすめ書籍
- 問いを立てる力:「イシューからはじめよ――知的生産の『シンプルな本質』」
- 論理的思考力・仮説思考:「論点思考」、「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法」
- ドキュメンテーション能力:「ドキュメント・コミュニケーションの全体観 上巻 原則と手順」、「ドキュメント・コミュニケーションの全体観 下巻 技法と試合運び」
- コミュニケーション能力:「伝え方が9割」
- プロジェクト管理能力:「図解即戦力 PMBOK第6版の知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書」
■心(マインド)に関するおすすめ書籍
- やりきる力:「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める『究極の能力』を身につける」
- 向上心:「努力が『報われる人』と『報われない人』の習慣』
- 責任感:「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」
■体(体力)に関するおすすめ書籍
- 思考体力:「東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣」
書籍は読んで納得するだけでなく、得た知識を実務に還元し続けるサイクルを回し続けることが重要です。本を読んで「わかった気になっただけの状態」と、「内容を実践できる状態」とでは大きな差があります。範囲は小さくても良いので、実務で試してみることが重要です。
ただ、もしあなたが本格的にコンサルタントとして必要な能力を得たいのであれば、コンサルティングファームに入りコンサルタントとして実践経験を積む以上に有効な手立てはありません。
もちろん大手コンサルティングファームを中心に、コンサルティング業界への入社難易度は高いものになっているため一定の難しさはあるのですが、中小規模のコンサルティングファームであれば、未経験者でも受け入れをしている会社も比較的あります。
大手コンサルへの挑戦に難しさを感じている方であれば、まずは規模が小さくとも業界に挑戦してみることをお勧めします。
次章では未経験者の受け入れもしている、当ブログ運営の「Rally Growth株式会社」をご紹介します。Rally Growthは物流DXに強みを持つベンチャーコンサルで、コンサル未経験の方も含め幅広く人材を募集しています。
6.コンサルに挑戦するならRally Growth
コンサルタントに挑戦してみたい、と考えている方に向けて、このブログを運営するRally Growthを紹介します。
物流DX支援に強みを持つRally Growthは2021年7月に創立したベンチャーコンサルティングファームです。現在のメンバーは6名ですが、事業拡大に伴い採用を強化しています。
Rally Growthをお勧めする理由に以下の3つが挙げられます。
- DXコンサルタントとして希少性を身につけられる
- コンサル未経験の方の育成に力を入れている
- プライム案件が多くクライアントと直接やりとりするため成長速度が早い
それぞれ説明していきます。
6-1.DXコンサルタントとして希少性を身につけられる
Rally Growthは物流、特に倉庫内や輸送などに関する業務知識(①)を持ちつつ、IT/機械化領域まで知見(②)を持っている稀有なコンサルティングファームです。Rally Growthでコンサルタントとしての経験を積むことで、これらの希少性を手に入れることが可能です。
①知見ー物流を中心とした業務知見の豊富さ
代表の園田が元々WMS(倉庫管理システム)を扱う企業で多数のWMS導入を支援してきた経験を持つことから、倉庫内の入出荷や在庫管理、それに付随する販売管理などの業務フローを解像度高く理解しています。
また園田はコンサルティングファームで複数の物流やSCMに関するプロジェクト経験もあるため、物流業界全体において豊富な知見・経験を持ち合わせています。園田以外の当社コンサルタントも物流企業出身であることが多く、庫内だけでなく輸配送やフォワーディングなど、社内だけで幅広い集合知となっている点もポイントです。
②実績ーIT/機械化の支援実績の多さ
WMS(倉庫管理システム)や基幹システムの導入支援に加え、物流業界で検討されることが多いマテハン(省力化機械)や搬送ロボットなどの導入支援も多数経験しています(直近ではAIを活用した省力化機械の導入提案なども実施)。
③希少性ー知見と実績を同時に持ち合わせることの希少性
Rally Growthの最大の強みと言っても過言ではないのが、3つめの希少性です。「①物流業界の知見」だけ、もしくは「②ITシステムの導入支援実績」だけ持ち合わせている企業や人材は多いのですが、①と②を同時に高いレベルで持ち合わせているケースは稀といっても過言ではありません。
現時点で希少である理由としては、以下のようにコンサル企業や人材が育ってこなかった背景があげられます。
(1)物流DX案件の少なさ
物流はコストセンターになるので、今まで投資案件が少なかった。いくつかあるシステム等の投資案件も、相対的な予算の少なさから大手コンサルに依頼があることは稀
(2)経験のあるコンサルタントが不在
コンサルを通さず、システムベンダーとクライアントが直接やりとりすることが多かったため、対応できるコンサルの数が少ない
(3)人材の需給バランスの悪さ
一方、昨今のDX化の波を受けて、企業側からのコンサルニーズは急激に高まっている状況。しかし対応できる人がおらず、希少価値が相対的に高まっている(Rally Growthとしても多くのお引き合いをいただいている状況)
コンサルタントのバリューや価格は「思考能力などのスキル」×「専門領域の知見の深さ・経験の多さ」で決まるため、希少性の高い知見・経験を身につけられるRally Growthをお勧めします。
6-2.コンサル未経験の方の育成に力を入れている
Rally Growthはベンチャー企業ながら、育成に力をいれている会社です。正直にお伝えすると、その背景には採用難易度の高さがあります。
前述の通り人材やスキルとしての希少性が高いことがユニークな点である一方、マーケットにその希少なスキルを持つ人材が少なく、巡り合う難易度が高いという点が当社の課題でもあります。
だからこそ以下のようにご経歴に合わせて研修やOJTを中心に育成機会を多様にセットしております。
ただもちろん実際には、研修や講座だけでコンサルタントとしてのスキルが充足する訳ではありません。
教育には力を入れていますが、実際学びの大部分は業務を通じたOJTになるため、業務でコンサルワークの肝となるスキル・経験を身につけていただけるよう、マネジメント側で十分検討したうえでプロジェクトやタスクなどをアサインするようにしています。
6-3.プライム案件が多くクライアントと直接やりとりするため成長速度が早い
そして意外に重要なポイントが「プライム案件が多い」ということです。プライム案件とは他コンサルティングファームなどを介さず、クライアントから直接自社が発注を受ける案件のことですが、未経験の方に入社チャンスの多い中小・中堅のコンサルティングファームでは、このプライム案件が少ないケースが多いです。
よくあるのは、他の大手コンサルファームなどが商流の上に立っており、中小・中堅のコンサルティングファームはその下で、大手コンサルファームのディレクションのもと分析やプロジェクトの進行を行うケースです。
サブコン型と言われるこのタイプだと、矢面にたってクライアントと直接やりとりする機会が少なく、コンサルタントにとって重要な「クライアントの意図を汲み取って分析・企画に落とし込む能力」や「協議のうえプロジェクトを前に進めていく力」が磨かれにくい面があります。
コンサルタントとして早期に成長するためには、クライアントとの直接接点は欠かせないため、プライム案件の多いRally Growthをお勧めします。
※Rally Growthでは原則としてプライム案件のみお受けしています。商流として他ファーム様などからご紹介いただくケースはありますが、お客様と直接会話して主体的に進められる案件のみ対応させていただいている状況です。
いかがでしたでしょうか。以下にRally Growthにコンサル未経験で入社し、現在多くの案件を担当するようになったメンバーのインタビューをご紹介しますので、是非ご覧になってみてください。
もし少しでもRally Growthに興味をお持ち頂けたら、以下のリンクよりRally Growthの採用サイトをご覧ください。
【採用サイト】
以下のラインナップで採用に関する情報を、かなり詳しく掲載しています。
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以下よりRally Growthの採用や会社概要に関する資料もご請求いただけます。Rally Growthに関する情報を1ファイルのPDFでまとめて見ることができるため、まとまった資料をご希望の方は以下リンクよりご請求ください。
<Rally Growth 会社概要・採用情報資料 イメージ>
7.まとめ
この記事の内容をまとめます。
■コンサル業界に向いているのは「心(マインド)・技(スキル)・体(体力)」の要素が揃っている人
■コンサル業界に向いている人に共通する「心技体」10種類の要素
■7つ以上当てはまっていればコンサルに挑戦すべき。それ以下でも今から意識して磨くことは可能
この記事がコンサル転職を考える決断の一助となっていれば幸いです。ぜひ一歩を踏み出してみてください。
- この記事を書いた人
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